権利証とは?もし紛失してしまったら不動産相続に影響がある?

2023-05-09

権利証とは?もし紛失してしまったら不動産相続に影響がある?

不動産の権利証と聞くと、とても重要な書類というイメージがありますが、実際にはいつ必要になるのでしょうか。
もし、権利証を紛失してしまうと、不動産相続に影響はあるのも気になるポイントです。
今回は不動産相続をする予定のある方に向けて、権利証とはどういったものか、権利証を紛失した際の相続への影響についてお伝えします。

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不動産相続において重要な権利証とはどんな書類?

土地などの不動産には権利証と呼ばれる、権利を証明する書類があります。
権利証という呼び名は、実は通称であり、正式名称は「登記済証」あるいは「登記識別情報」です。
2006年の法改正によって、「登記済証」から「登記識別情報」に変更され、法務局から12桁の英数字のパスワードが交付されています。
昔の名残で、「登記識別情報」を権利証と呼ぶ方も多いですが、法律上では正式な呼び名ではありません。
登記済証は原本のある書類であるのに対し、登記識別情報は12桁のパスワードを合致していればコピーでも効力があります。
その代わり、銀行の暗証番号などと同様に、本人しか知り得ない個人情報として厳重に管理する必要があります。

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権利証を紛失していると不動産相続にどう影響する?

不動産の権利を証明する書類である権利証は、不動産売却の際に本人の意思確認のために提出が求められます。
それでは、もし相続した土地などの権利証を紛失していた場合は、不動産相続に影響はあるのでしょうか。
結論としては、不動産相続に関しては権利証の紛失は「影響なし」と言えます。
なぜなら、不動産相続における名義変更に関しては、権利証は添付書類ではないためです。
不動産相続では不動産売却とは異なり、本人の意思確認は不要であると考えられているため、権利証の提出は不要です。
なお、相続した不動産は名義変更のために相続登記をすると、新たな登記識別情報が発行されます。
不動産相続で権利証が紛失していると不安になるかもしれませんが、登記は問題なくできるので、手続きを進めることができるでしょう。
なお、権利証は紛失しても再発行は原則として認められていません。

まとめ

今回は不動産相続をする予定のある方に向けて、権利証とはどういったものか、権利証を紛失した際の相続への影響についてお伝えしました。
代々受け継いでいる土地など、権利証がどうしても見つからない場合でも、不動産相続の手続きにおいては問題ではありません。
相続登記をしていないと、売却などもできないので、早めに手続きを進めることをおすすめします。
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