2023-06-13
不動産の売却においてはトラブルに注意が必要であり、不動産会社に物件を売る「買取」を使うときも例外ではありません。
よくある事例を確認しておくとトラブルへの心構えや対策ができ、安心して買取に臨めるでしょう。
今回は、不動産買取のよくあるトラブルにくわえ、問題の解決策・回避の方法もあわせてご紹介します。
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不動産買取において、あまりに低い買取価格を提示される事例は珍しくありません。
買取は仲介よりも価格の相場が低いものの、その買取の相場も下回る価格を提示されることがあるのです。
また、査定の段階では良い値段が提示されたのに、買取を依頼すると値下げを要求されるケースもあるので注意しましょう。
次に、買取を依頼したところ、高額な手数料を請求されるトラブルもよく見られます。
さらに、不動産買取を謳う詐欺業者に当たってしまい、本来は不要なはずの費用を取られたあとに業者と連絡がつかなくなる悪質な事例もあります。
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仲介業者をとおした買取でトラブルが起きたときは、仲介業者と結んだ媒介契約を更新せず、契約を自然に解消させるのが得策です。
媒介契約の有効期限は最長でも3か月であり、自動更新も許可されていないため、更新しなければいずれ自然に契約が切れます。
任意のタイミングでの契約解除も不可能ではありませんが、契約期間中に解除を申し出ると違約金を請求される可能性があります。
契約満了日まで待てるときは契約解除を申し出ず、自然に契約が切れるのを待つと良いでしょう。
なお、トラブルの解決策として一般的に有効なクーリングオフは、不動産買取では基本的に利用できません。
そのため、買取条件などに疑問があるときは安易に契約を結ばないことが大切です。
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相場よりも安く物件を引き渡す結果にならないよう、物件の相場は買取の依頼前に調べておきたいところです。
相場を把握していれば提示された価格が妥当なものかどうかを判断でき、買取で損をする事態も避けられます。
買取の打ち合わせをしているときは、相手から提示された契約内容もしっかりチェックしましょう。
のちのトラブルを回避するためにも、契約内容は書面にしてもらい、口約束での契約は避けることも大事です。
あわせて、土地の価格は面積によって変わるため、事前に境界確定測量を実施するのもおすすめです。
不動産買取では、相場を大きく下回る買取価格が提示されるなどのトラブルが比較的多いです。
トラブルが起きたときは、媒介契約を更新せずに自然に契約が切れるのを待つと良いでしょう。
トラブルを回避する方法としては、事前に物件の相場を調べておくことなどが挙げられます。
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