マンションに取り付けたエアコンは売却時どうする？注意点もご紹介！

マンションにエアコンを取り付けた場合、売却するときに撤去するのか残すのかを決めなければなりません。
迷っている方は、どのような選択肢があるのかを知ったうえで検討することが大切です。
そこで今回はマンション売却時にエアコンはどうするのか、残す場合と撤去する場合の注意点についてご紹介します。

マンションに取り付けたエアコンは売却時どうする？

マンションにエアコンを取り付けた場合、売却時にはそのまま置いておく、撤去するなどの選択肢があります。
基本的に不動産は何も残さない状態で引き渡すものとされており、エアコンや照明器具などの付帯設備は取り外しておくのが一般的です。
ただし付帯設備の取り扱いについて法的なルールが定められているわけではなく、売主や買主の希望によっては残したまま引き渡すことも可能です。
売主に決定権があるものの、なかにはエアコンの有無を重要視する買主もいます。
売主側で撤去したくない特別な理由がなければ、話し合いで決めるのがおすすめです。

マンション売却時にエアコンを撤去するケースと残すケース

マンションを売る時点でエアコンがまだ新しいなら、残すことも検討できます。
引っ越し先にエアコンが付いていないため持って行きたいなら移設しても良いものの、取り外しには費用がかかります。
新しいエアコンなら、マイホームを探している方にも喜ばれることもあるため、相談してみましょう。
一方でエアコンが古い場合、残しておくと不動産自体の印象が下がる可能性があります。
とくに衛生面を気にする方は、古い家電が残っていることを嫌がり、さらに撤去費用を負担することでも、購入意思を失ないやすい傾向があります。
基本的には売主と買主の話し合いで決められるので、迷っている方は買主にの希望を聞いてみましょう。

マンションの売却でエアコンを残すとき・撤去するときの注意点

買主がエアコンを残してほしいと希望したときは、口頭だけの約束を交わすのではなく、覚書とともに付帯設備表にもその旨を記録しておきましょう。
書面で当事者同士の意思を明確にしておけば、言った言わないで言い争いになることを防げます。
また、契約不適合責任を追及されないための準備も必要です。
契約前からエアコンが故障している場合、買主にその旨を告知しなければなりません。
知らなかったからといって故障したまま引き渡してしまうと、最悪場合には契約を解除されるリスクもあるため、売却まえにエアコンの状態を確認することが大切です。
エアコンを撤去する場合、取り外しのタイミングに注意が必要です。
早々と撤去してしまうと、季節によっては暑かったり寒かったりするなかで内覧を受け入れなければなりません。
快適な温度で迎えたほうがゆっくりと検討してもらえ、過ごしやすい印象も与えられます。

まとめ

エアコンを撤去するかは売主が決められるものの、早すぎる判断は売却にも影響を及ぼす可能性もあります。
注意点を把握して、さまざまなケースを想定し、準備しましょう。
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