リフォームしてから不動産売却をする場合のメリット・デメリットとは?

2023-05-16

リフォームしてから不動産売却をする場合のメリット・デメリットとは?

少しでも高く不動産を売却するためには、リフォームが必要と考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし不動産売却前のリフォームには注意すべき点が多く、判断を誤れば損に繋がります。
リフォームをする場合の注意点を含め、売れやすくするための方法も解説します。

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不動産売却前にリフォームをするメリット・デメリット

リフォームをした場合のメリットはやはり、見た目の印象が良くなり売却を有利に進められることでしょう。
敬遠されるような見た目より、きれいなほうが売却の可能性は高まります。
しかし有利になるとはいえ、リフォームにかかった費用も回収するためには相場より高く価格設定をしなければなりません。
相場より高いと結果的に売れにくくなり、損をしてしまうこともあります。
また安さが魅力の中古物件を購入する方のなかには、自分好みの内装を作り上げようと考えている方も多くいます。
リフォーム済みの物件は買い手の趣味に合う可能性が低いうえ、相場より高くなるため購入につながりづらいといえます。
相場に基づいた価格で売却を進めたほうが、安いという理由で売れやすくなるため、基本的にリフォームはしないほうが良いでしょう。

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不動産売却でリフォームが必要な場合と価格の相場

一方で重要な設備の故障や、外壁の劣化などで外観の印象があまりに悪い場合は、そのままでは売れにくいためリフォームが必要です。
フルリフォームでは約400万円の費用がかかりますが、外壁など部分的なリフォームならば費用は安めで済みます。
相場の一例として外壁の補修は1㎡あたり3,000円から5,000円、ドアの修繕は1枚5万円ほどになります。
もとより不動産の相場の決定打は築年数であり、フルリフォームを実施してもその築年数を覆すことは不可能です。
部分リフォームをおこなう場合は修繕箇所を決め、100万円以内を目安にしてできるだけ費用を抑えましょう。

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リフォームをしない場合でも不動産売却がしやすくなる方法

印象を良くするため最低限の清潔感を保つことは大切ですが、リフォーム以外にも方法はあります。

ホームインスペクション

住宅鑑定士が物件の劣化状況を調査し、購入者に欠陥の有無などのアドバイスを進言するものです。
ホームインスペクションの実施は購入者の安心感につながり、信頼性も高いためおすすめです。

ハウスクリーニング

清潔感は外観だけでなく、内覧時に備え室内にも配慮をしておくと、購入者に良い印象を与えられます。
掃除のプロが清掃するため出来栄えが良く、リフォームに比べて大幅に費用を抑えることも可能です。
依頼する箇所が増えるほど費用も高くなるので、自分でできる箇所は掃除を済ませておくとさらに安く抑えられます。

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まとめ

不動産売却前のリフォームは、基本的にしないほうが良いといえます。
しかし著しい劣化や破損が見られる場合は、良い印象を与えるために最低限の修繕が必要です。
損をしないように不動産売却前は必ず計画を立て、売れやすい家を目指して準備を進めましょう。
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