2023-08-01
不動産売却方法のひとつに「入札方式」があります。
もともと入札方式は自治体や企業などだけがおこなう売却方法でしたが、近年は個人でも利用するケースが増えています。
今回は、不動産を入札方式で売却する流れをメリット・デメリットとともに解説します。
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入札方式とは、複数の不動産購入希望者がオークション形式で価格をつけていき、もっとも高い値段をつけた購入希望者が買主となる売却方法です。
一般的な売却方法では購入希望者と売主が一対一で交渉するものですが、入札方式では複数の購入希望者のなかでもっとも良い価格を出した方へ売却します。
そのため、入札方式による不動産売却は売主に有利といわれています。
入札方式による不動産売却の種類は一般競争入札と指名競争入札の2種類です。
一般競争入札は入札資格を明示しておき、資格を満たしている方なら誰でも参加できます。
一方、指名競争入札は入札資格が明示されず、売主が入札に参加する資格を満たした方の中から入札者を指定する方式です。
また、落札者の決め方には、ポスティング方式と競り上がり方式の2種類のやり方があります。
競り上がり方式は一般的なオークションと同じく、何度でも入札ができるのに対し、ポスティング方式は1回の入札で最高額をつけた方が買主となります。
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入札方式の最大のメリットは、売主の希望する価格よりも高い価格での売却が期待できることです。
また、入札者は不動産会社が多い傾向があり、ほぼ確実に売買契約まで至るのもメリットです。
一方、デメリットとしては入札状況によって売却価格が相場より下がってしまう可能性が挙げられます。
入札者がいない、もしくは、いても単数だと入札価格が買主の希望売却価格より下がってしまいがちです。
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不動産売却で入札方式を選択した場合、まず売主が仲介代理人を決めて不動産会社と媒介契約を結びます。
次に、売却したい不動産の条件などを考えて売出価格を決定し、不動産会社が入札者を募集します。
そして、入札をおこなって最高価格をつけた落札者と売買契約を結び、不動産を引き渡すまでが一連の流れです。
入札方式なら、売主の希望する価格よりも高い価格での売却が期待できます。
その一方で、入札者が現れないと入札そのものが成り立たない可能性もあります。
入札方式のメリット・デメリットを把握したうえで売却方法を決めることが大切です。
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