2023-08-08
新しい家への住み替えや子ども世帯との同居を始める際には、多くの場合これまで住んでいた家を売却することになります。
築年数の経過した一戸建て住宅を売却する際は、築浅の住宅を売却する際とは異なるノウハウが必要です。
今回は、築20年が経過した一戸建て住宅に焦点を当て、その資産価値や売却のコツについて解説します。
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築20年の一戸建て住宅の資産価値は、ほぼ土地代のみの価値です。
その理由は、建物部分の資産価値は築年数の経過にともなって低下し、木造住宅の法定耐用年数に近い築20年ではほぼゼロになるためです。
一方、土地の資産価値は基本的に築年数の影響を受けません。
ただし、近年はリフォームやリノベーションを前提とした中古住宅の売買が活発になっています。
そのため、適切な価格で売り出せば築20年の一戸建て住宅でも問題なく売却可能です。
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古い住宅を売却する場合、リフォームをしたほうが売れやすくなるイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、築20年の一戸建て住宅を売却する際は、基本的にリフォームは不要です。
その大きな理由としては、買主自身によるリフォームやリノベーションを前提とした購入需要が高いことが挙げられます。
売主がリフォームをしてから売り出した場合、買主の需要とリフォームの内容がマッチせず逆に売れにくくなってしまうケースも見られます。
また、リフォームには費用がかかりますが、その金額をそのまま価格に上乗せして売却できるとは限りません。
そのため、基本的に築20年の中古住宅は大規模なリフォームをしないまま売り出すのがおすすめです。
ただし、室内のひどい汚れや破損といった購買意欲に大きく影響する部分に関しては、小規模な修繕をおこなうと買主が見つかりやすくなります。
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築20年の一戸建て住宅を売却する際におすすめしたいのは、インスペクションの実施です。
専門家によるインスペクションを実施すれば、住宅の抱える瑕疵や状態が客観的に証明できます。
瑕疵がなければ優良物件としてアピールできるほか、瑕疵があった場合でもあらかじめ買主に伝えることにより契約不適合責任に関するトラブルが防げます。
また、お風呂やキッチンなどが汚れている場合は、ハウスクリーニングを依頼してきれいな状態で売り出すことも大切です。
そのほか、中古物件の売却は、適切な売り出し方をしていても買主が見つかるまである程度の期間がかかるケースが少なくありません。
焦って無理な値下げをしないためにも、スケジュールに余裕を持って売却することをおすすめします。
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築20年の一戸建て住宅の資産価値はほぼ土地代のみですが、購入後のリフォームを前提とした一定の購入需要があります。
まずは査定やインスペクションを受けて物件の資産価値や状態を把握し、不動産会社と相談して適切な売り出し方を考えると良いでしょう。
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