2023-09-19
不動産の売却を検討する際に、トラブルが起きないか心配になる方もいるでしょう。
不動産売却において、どのような事柄が原因で問題が発生し、その場合、売主はどのような対応が必要なのか事前に確認しておくと安心です。
そこで今回は、重要事項の説明が不十分で問題が発生するケースや、契約解除や契約不適合責任にともなうトラブルの事例についてご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
重要事項説明とは、仲介する宅地建物取引士が法律に基づき、買主に伝えなければならない情報です。
説明事項を省略して買主が不利益を受けた場合は、売主の責任になります。
重要事項の説明で多く発生するトラブルは、境界が確定していない事例です。
境界のトラブルを回避するには、売主が事前に測量をおこなうほか、隣家と境界確認書を締結します。
また、周辺の用途地域が異なるときは、住宅以外の工場や商業施設が建てられる可能性もあるので事前の説明が必要です。
この他、周囲に高層マンションの建設計画があるときは、眺望や日当たりへの影響を考慮し、重要事項説明に加えましょう。
▼この記事も読まれています
不動産売却の即時買取とは?メリットや向いている方について解説!
\お気軽にご相談ください!/
買主の一方的な事情による契約解除も起こりやすいトラブルの1つです。
買主の一方的な事情による契約解除の場合、手付金を返す必要はありませんが、売却活動のやり直しになります。
通常、手付金は物件価格の5~10%ですが、高めの設定にする他、引渡し日までの期間を短くするなどの対策が欠かせません。
また、買主が住宅ローンの審査に通過できないために、契約解除となる場合もあります。
住宅ローン特約では、審査に落ちた場合は解約できるようになっており、売主は手付金を受け取ることができないので、ダメージ大きくなります。
住宅ローンの審査は銀行の判断なので、売主は再度不動産売却活動をおこなうしかありません。
▼この記事も読まれています
不動産売却で必要な登記とは?費用や用意すべき書類について解説!
\お気軽にご相談ください!/
契約不適合責任とは、契約内容と異なるものを売却して買主が損害を被ったときに、相手に対して負う売主の責任のことです。
付帯設備の故障、給水管の故障による水漏れ、シロアリの被害があった場合、買主の同意を得たうえで契約書に免責の特約を盛り込んでいれば、責任を回避できます。
しかし、売却後にほかの欠陥が発生した場合は特約が無効になり、損害賠償や修繕費を支払うほか、場合によっては契約解除にも応じなければなりません。
トラブル回避のために、売却前にホームインスペクションを受けて不動産の状況を把握しておくと安心です。
▼この記事も読まれています
土地を売却する際は誰に相談すべき?基本事項と状況による相談先もご紹介
不動産売却でトラブルを避けるためには、ご紹介した事例を参考に、有効な対策をとる必要があります。
重要事項を説明する際には境界を確定して、物件や周辺の詳細な情報や、想定できる今後起こりえる問題点なども伝えましょう。
不動産の把握していない雨漏りやシロアリ被害が心配なときは、ホームインスペクションを受けると安心です。
中野区での不動産売却は古屋解体費用0円のクレストジャパン株式会社へ。
大田区・世田谷区も対応可能で、即時買取や買取保証付き売却等、お客様の要望に合わせてご対応させていただきます。
まずは、お気軽にお問い合わせください。