2023-10-17
葬儀場や火葬場は必要な施設ですが、多くの人にとって近くに住みたいとは思えない嫌悪施設でもあります。
近くにあることによって、不動産が売れにくくなったり、売却価格が下がってしまったりすることもあるため注意が必要です。
今回は、葬儀場や火葬場に近い不動産の売却価格への影響やデメリット、売却のコツについてご紹介します。
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葬儀場や火葬場のような嫌悪施設が近くにあることは心理的瑕疵に該当しますが、不動産売却価格に悪影響を与えるときとそうでないときがあります。
買主が気にするようであれば売却価格を下げなければなりませんが、気にしないようであればとくに影響しません。
利便性が高かったり交通の便が良かったりなど、立地上のメリットが心理的嫌悪感を上回れば値下げの必要はないでしょう。
しかし、葬儀場などに隣接している不動産は、価格相場が20%から30%ほど下がってしまうともいわれています。
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葬儀場などの嫌悪施設が近くにあることは心理的瑕疵に相当し、売主には買主に対して告知義務があります。
これを怠るとトラブルに発展し、契約解除や損害賠償を請求される恐れがあるため、隠さずにしっかりと告知しましょう。
また、土地の場合は建築規制があって、宅地として売却できない可能性があることも近くに火葬場があるデメリットです。
火葬場は都市計画をもとに位置が決められ、宅地にできないエリアに設置されていることも珍しくありません。
ただし、葬儀場の扱いは集会場であり、建築規制があることは少ないでしょう。
そして、買主が見つかりにくいこともデメリットです。
人の死を身近に感じることがどうしても多く、気分が落ち込みやすくなることを気にする方もたくさんいらっしゃいます。
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葬儀場や火葬場が近い不動産を売却するには、まず一般的な価格相場で売り出すことが大切です。
とくに葬儀場は利便性が考慮され、商業施設の近くにあるのが一般的で生活環境が整っています。
価格を下げて売り出してしまうとそれ以上の価格で売れることはまずないため、一般的な価格で売り出すのがコツです。
暗いイメージをとくに気にしない買主が見つかるかもしれません。
さらに、宅地として売却できない場合はとくに、土地を駐車場として葬儀場に売却する方法もあります。
都市部にある葬儀場などでは、地価の関係で駐車場が足りていない場合も多いのです。
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葬儀場や火葬場が近くにあって、不動産の売却価格に影響があるときとないときがあります。
買主が見つかりにくいことや、建築規制があって宅地として売却できない可能性など、デメリットも考えられます。
一般的な価格で売り出し、気にしない買主を見つけることが売却のコツです。
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